「平成17年度第1回地域再生実践塾遠野参加者プロフィール」

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フリガナ

氏  名 小林 和夫

私の似顔絵・写真

性別:  男    年齢: 62  歳

団体名・所属・役職

NPOカメラボランティアの会

団体所在地

980-0871

仙台市青葉区八幡6丁目1−15−109

 

PHS 070-5058-9921

TEL:  022 ( 275  )0063  

FAX:  022 ( 275  )0063  

e-mail:kobayashi@aswindow.jp 

地域再生実践塾で解決したいあなたの地域の課題・問題点を具体的に記入してください。

Ktainet(ケータイネット)はケータイとパソコンの連動によってコミュニティ内の連絡を管理者からメンバーに一斉におこなうことができます。“必要な人に”“いつでも、どこでも”“簡単・確実”にケータイを利用して連絡することができます。また、メンバーのなかにケータイメールに慣れていない人がいることを想定して “アンケート形式”で返信できるように工夫してあります。今後このKtainetを全国のスポーツ・NPO・ボランティア活動団体などにご利用していただき、コミュニティ内のメンバーによる情報共有の道具として普及させたいと願っております。とりあえず、コミュニティの管理者の方々にご試用いただけるよう準備いたしました。試用状況などを教えていただきながらシステムの改良を加えていきますので、ぜひお気軽にご利用願いたいと思います。

その他、地域再生実践塾関連の質問、自己PR等記入してください。

カメラボランティアの会は昨年5月に発足しました。青少年のスポーツしている姿を撮影しチームごとのフィルムライブラリーを作ろうというNPO団体です。次第に活動が活発になり、スポーツコミュニティのための情報連絡網としてケータイとパソコンを連動したktainetというシステムを開発しました。結果的にこれがあらゆるコミュニティ団体に好評です。現在各種NPO団体はもちろん、商店街(仙台市内のいろは商店街)、温泉観光地(秋保温泉)、蔵王町などで地域情報の発信手段として活用していこうという機運が高まっています。また学校関係でもPTAと先生の連絡や、部活での連絡網として活用できるとの評価を受けております。地域活性化のためのコミュニケーションの手段として「誰でも使える簡単な道具」という位置づけで普及活動をおこなっております。

 

平成17年8月16日

遠野ツーリズム事業計画書(案)

 

T 事業タイトル

遠野GTにおける東京・世田谷区へのピンポイント情報配信戦略

U 事業の実施に係る地域

岩手県・遠野及び東京・世田谷区

V 基本コンセプト(趣旨、目的)

 遠野市は、岩手県を縦断する北上高地の一角に広がる盆地のまち。柳田國男の「遠野物語」に代表されるように、独自の地域文化を継承し、「民話のふるさと」としてのまちづくりを展開してきた。また、最近では「日本のふるさと再生特区」として、どぶろく特区などユニークな取り組みで知られている。現在、「ふるさと再生」をケーコンセプトに、交流から定住へ向けた地域づくりを進めていく中で、生産から生活に至るまで、一連の施策を構造的に進めている。

今回の事業の目的は、このような遠野独自の取り組みを東京・世田谷区の団塊世代をピンポイントで狙った情報配信戦略を進めるものである。東京・世田谷区では3年後より団塊の世代が勤務地である丸の内から大量にUTurnしてくる結果、おおよそ10万人の昼間人口が増加すると予測されている。行政としてはこの対策に頭を悩ましている。また一方で団塊世代の妻たちにとっても、これまで子どもたちの世話や私的なサークルでの自由な時間を楽しんでいた生活を、こんご夫とどのように過ごすかということが現実問題となりつつある。

豊かな自然、温かい人情、おいしい食べ物、ゆったりとした温泉小旅行など東北にはこれからの二人の生活を楽しむ豊かなコンテンツが存在し、同時に都会からのツーリズム受け入れ対策をすすめながら、都会の人たちにはこのカントリーライフの良さが情報として浸透していないところに問題点があるといえる。

しかし一方で、都市部ではローカルの四季を味わえる滞在型・定住型生活は、団塊の妻たちにとって新たな生活の選択肢として漠然としたカタチとして存在するだけである。現状では都市部で永年にわたって築き上げてきた地元コミュニティの生活との選択比較にはなりえない存在である。そこで、東北には食を楽しみ、豊かな自然の四季を味わい、温かい人情に触れながら、おしゃれで、小粋な生活を過ごすことができるという“東北丸ごとファン”づくり事業を東京・世田谷区の団塊の妻たちをピンポイントに実施する。

W 地域や産業の開発・振興の取組みの現状

東北の各地域では「ふるさと再生」をキーコンセプトにGT実現のためのいろいろな個別の案件がそれぞれの地域で単独に進められている。一方、東京を中心とした大都市圏においては旅行社主催の東北ツアーとしての一般的な情報しかなく、東北各地域の個別案件情報を知るにはホームページにアクセスするしかないのが現状である。

X 現状における課題

(1)  都市住民が“東北のファン”になるきっかけがない

(2)  東北のローカルな情報が伝わっていない

(3)  東北での“人と人とのつながり”をもてない

(4)  観光ではなく滞在型のツアー計画がない

(5)  あっても都市部に伝わらない

Y 地域経営目標

東京・世田谷区より50人×6回=300人のファンづくり

 

Z 地域経営戦略

(1)  団塊世代の定住化を視野に世田谷区の妻たちへの情報発信手段の確立

(2)  東北ローカル情報(遠野、仙台、蔵王、秋保、鳴子)の情報発信の計画

(3)           

[ 地域経営戦術

(1)(地域内部のGT対策)

@ハードルの低いプログラム作りをする

A行政・ボランティアなどの地域市民側の受け入れ体制

(2)(都市内部でのGT対策)

@東京・世田谷区との連携

A世田谷CATVと手を組む

B世田谷での東北出身者リスト作成

\ 事業目標

(1)  アウトプット指標(事業の活動量)

@参加者数(50人×10回/年)

] 体制・組織

NPO法人 カメラボランティアの会